トレジャーネットのサポート体制がしっかりしていて俺株でも人気の高いむさし証券ですが、今回お客様担当の内田さんを弊社にお招きし、お話をうかがいました。
このたびはお越しいただきありがとうございます!
内田さん:いえいえ、こちらこそ。この間は素敵な紹介記事を書いていただきありがとうございました。
-褒めていただきありがとうございます。パッと見た感じどうですか?むさし証券のオリジナルキャラクターは。
内田さん:初めて見たときは強烈な印象で、正直びっくりしました。もちろん社内では評判いいですよ。二刀流でカッコイイですね。
-そうなんです、二刀流。もちろん宮本武蔵の二刀流になぞらえたのもありますが、むさし証券がお客様におすすめできる大きなポイントに「手数料」と「信用取引金利」の二つあると聞いたものですから・・・。
内田さん:(内田さん、我が意を得たりといった表情で)そうなんです!むさし証券トレジャーネットは「手数料の安さ」と「信用取引金利の低さ」。これはほかの証券会社に負けない、一番のアピールポイントなんです。
-確かに、ほかの証券会社に比べても断然安いので、こまめに取引して利ザヤを取っていきたい個人投資家にとっては嬉しいサービスですよね。
内田さん:ええ。でもいかんせん大手証券会社に比べ認知度が低くて。アピール下手なんですよね。なのでまずは俺株さんのサイト力に積極的に頼っていきたいな、と。
-なるほど、微力ながら精一杯頑張らせていただきます!
内田さん:よろしくお願いします!
内田さんは営業担当ではなく、トレジャーネットの担当者だそうだ。どちらかというと誠実で丁寧な印象だな。
内田さんにもう少し詳しくむさし証券トレジャーネットについて聞いてみました
-むさし証券では、店舗で営業マンに注文する対面営業と、インターネット取引のトレジャーネットがあります。
トレジャーネットでは1約定ごとの手数料が75円~、信用取引金利が1.35%~というのは、他社と比較してもかなり割安なのはわかるんですが、どうしてここまで安くできたんですか?
内田さん:徹底的なコストカットです。無駄なものを省き、取引が快適に行えるだけのシンプルな機能にこだわった結果、実現できました。当社のTNAVI(ティーナビ)はご存知ですか?
-あ、ハイ!むさし証券さんの情報ツールですね。確かにシンプル設計ですね。
内田さん:そうです。デイトレーダーなど特殊な注文をする方は別にして、サラリーマンなど兼業投資家は日中株価とにらめっこしている人は少ないですし、高機能ツールは使いこなせない人が多いんです。
それならいっそ省いてしまって、本当にお客様のためになることは何かを追求していった結果、今のこのスタイルに落ち着いたんですよ。
当社のツールはウェブ上の取引画面だけなので、わざわざダウンロ―ドする必要もありません。
-お客様第一主義的な考え方には、なんだか頭が下がりますね。
会社のパソコンはセキュリティーの関係上、任意のプログラムをダウンロードできない場合もあるが、TNAVIはダウンロードの必要がないから会社のパソコンでも心配いらないぞ。
お客様担当だという内田さんに普段の業務についてお聞きしました
-初心者の方で、分からないことがあった時は、どのように解決できますか?
内田さん:電話、メールでお気軽にお気軽にお申し付けください。
-どんな内容の電話が多いんでしょうか?
内田さん:主に投資の初心者の方が、基本的な機能の説明でお電話されるケースが多いですね。
コールセンター業務ではどこの業界にも共通することかもしれませんが、お客様対応の難しいところは「どんな球が飛んでくるかわからない」ところにあります。
そこで「この方は何を知りたいんだろうか?」とお客様の先回りをし、着地点を推量し、的確な球を投げ返せるか、そこが大切なことだと思うんです。
証券用語って昔から難しかったりするんですが、「わからない」という人はまずは言葉が出てこないことが多い。そこで私たちは、自分の中で拾い集めたパズルを組み合わせ「こういうことではないでしょうか?」とお客様の心のなかを推量できることが、まずは一番大切なサービスですね。
-お客様から変な問い合わせとかないんですか?
内田さん:そうですねー・・・(しばらく考えて)変な問い合わせではありませんが、ツールの機能開発に関するご要望などはすぐに対応できないので、こちらとしては謝るしか方法がなく、申し訳なく思っています。
あと「どの株が上がるか?」というような個別の銘柄についてのお問い合わせはお受けしておりません。
インターネットの取引では相談にかかる人件費を減らすことで安い手数料が提供できるのです。もし、相談をしながら取引をご希望なら、店舗でのお取引をお申込みいただく方が安心でしょう。その分、売買手数料は変わりますが。
-確かに、株価が上がるか下がるかは誰にも分からない世界ですよね。
内田さん:株価が上がるか下がるかという変動が心配なお客様には、長期投資と分散投資をお話しさせて頂いております。
銘柄が決められない、会社が多すぎて何がいいか分からない場合は
-では銘柄選びに困っているお客様に、内田さんならどういったお話をされていますか?
内田さん:はい、そういった場合にはETFや投資信託をご紹介させて頂いております。少額から購入できますし、手軽な分散投資ができますよ、と。ETFなら個別株より選びやすいです。国内、海外、コモディティ、レバレッジ型、インバース型など多彩で、いろいろな組み合わせを考えることもできますし。
ETFは株を初めたい人の投資の入り口としてとても有効な導線だと考えています。ぜひ俺株さんもETFの普及のため尽力してくださいよ。
-わかりました!今後ETFの特集記事を組まさせていただきます。
少なくとも日銀の黒田総裁が任期を終える2018年までは、ETFは安定した値動きをするだろうと予想されているぞ!
投資に「勝てる人」と「勝てない人」の違いについて聞きました
-内田さんは勤続25年のキャリアだとお聞きしました。内田さんの投資の極意を教えてください。
内田さん:まずは長期投資が大前提ですね。目先では絶対に答えが出ませんので長期投資は基本。
ただし損をした場合、例えばバブルの崩壊後などに損失を出した方がおられると思いますが、ずっと持たなきゃならないと考えている人より、スッパリ見切りを付けキチンと気持ちを切り替え、もう一歩踏みだせる人のほうがいいでしょう。
-損切りして、また次の年にトライできる人という。
内田さん:そうです。まだ現物株ならいいのですが、返済期限のある信用取引だったり、(損失の)額が大きくなっている場合は、やはり諦めを付けることも大切でしょう。
またリスクを減らす工夫ができるかどうかも大切です。複数の銘柄を保有することで分散投資を行い、一つの銘柄が不調になったときのリスクを抑えること。
資金の関係上いくつもの銘柄を購入することができないなら、複数の銘柄をパッケージにしているETFを使い、分散投資をしてもいいですよね。
-なるほど、資産運用のテクニックを教えていただきました、ありがとうございます。
むさし証券から読者へメッセージ
-今日はとても有意義な時間をありがとうございました!俺株サイトを読んでいる読者の皆さんに、内田さんから一言あればお願いします!
内田さん:投資家の皆さま、むさし証券は高機能ツールがあるわけではありませんが、手数料体系を見ていただければどこよりもお値打ちなのがご納得いただけるかと思います。
まだ投資をしたことがない人も疑問点があれば丁寧に説明させていただきますので、ぜひ一度いずれかの銘柄を買っていただき、投資にチャレンジしてみてください。
むさし証券は100年の歴史を誇る証券会社です。一人ひとりのお客様とこれからも末永くお付き合いしていただけるよう、努力を続けてまいります。
今回のインタビューでは注目を集めそうな分野のヒントも得られた。よりわかりやすく魅力的な記事を、これからも「俺株」は発信し続けるぞ!